よくある質問Q&A
Q1 対応できないケースは?
A
①アルコール関連問題、依存症全般、対人トラブル
②間欠性爆発性障害、家庭内不和、パーソナリティ障害
③知的障害、学習障害(LD)、ディスクレシア (識字障害)
④解離性障害(離人症、多重人格、健忘、遁走、運動障害)
⑤抜毛症、吃音、失声、難聴、物忘れ、記憶障害、発熱
⑥未成年、妊娠中の方、本人以外の問い合わせ、過呼吸
⑦摂食障害、PTSD含むトラウマ関連事案、転換性障害
⑧てんかん、認知症、器質性及び症状性精神疾患
⑨統合失調症、重度のADHD及びASD、パニック発作
⑩躁鬱病、怒りや攻撃性及び衝動性の制御困難
⑪自傷他害や希死念慮のリスクがある方(要入院)
⑫措置入院、医療保護入院歴がある方
⑬セカンドオピニオン、係争関係の診断書作成
⑭性同一性障害、各種診断書や障害年金取得が目的
⑮違法薬物使用歴、前科前歴のある方
ASDは受けておりますが、初回は院長の保険適応診察(将来的な精神福祉手帳の発行を見越して)、2回目以降は発達障害専門の心理士によるカウンセリングになります。
Q2 必ず院長先生に診てもらえるのでしょうか?
A はい。必ず院長が直々に診療に当たります。アルバイト医師や研修医に当たるという事はありません。当院ではアルバイトや研修の依頼を全てお断りしております。同様にカウンセリングについても必ず責任者の窪田心理士が担当につきます。当院は医療の質を一番重視しております。
Q3 医師の面接と心理士のカウンセリングの違いは?
A まず公的保険制度が利用できるのは現法律では医師の診療行為のみであり、心理士の行為は検査を含め全て保険外診療となります。
当院は法令順守で運営しております。
次に診療内容の違いですが、当院では予約枠の関係から医師の面接は初診35分迄、再診10分迄(土日は5分余)となります。その中に面接技法のエッセンスを盛り込みます。ただ中にはさらに詳しく深堀りし体系的に面接が必要なケースもあります。そうなると医師の10分の面接では時間が足りないため心理士のカウンセリングが必要になります。心理士のカウンセリングは最短30分で最長は応相談となります。
Q4 一般的なカウンセリングルームと当院カウンセリングルームの違いは?
A 一般的なカウンセリングルームより良心的な価格設定になっていると思います。理由としましては一般的なカウンセリングルームではオフィス賃料、受付の人件費等がカウンセリング料金に含まれておりますが、当院ではその全てをクリニックが負担しているため純粋にカウンセラーの技術料のみとなっているためです。
二番目としましては一般的なカウンセリングルームは心理士のみ在籍ですが、当院は医師、心理士両方の視点から物事を複眼的に分析できるため、より多角的かつ重厚な布陣となります。心理士が判断や治療に迷った場合は必ず院長と話し合いを持つようにしています。
Q5 カウンセリング料金は医療費控除の対象になりますか?
A なりません。詳しくは税理士等の専門家にお尋ねください。
Q6 引きこもりの子供、家族をみてもらえますか?
A 当院は来院した本人の診療しかできません。保健所もしくは訪問診療をしている医療機関に相談ください。
Q7 受診したがらない患者を家族が無理矢理連れてきて受診させるのは?
A お勧めしません。そもそも治療意欲がない場合、治療効果が低いと言われております。治療をドロップアウトすることにもなりやすく、患者さんやその家族にとって時間とお金を無駄にすることになりかねません。治療のタイミングにも「旬」というものがあります。御本人が治療したいと自らの意思で決心した時に御連絡下さい。
Q8 発達障害は診療していますか?
A 当院で診療している発達障害はADHDとASDです。ただしASDは治療薬が殆ど無いため発達障害専門心理士のカウンセリングがメインとなります。
学習障害、知的障害は診療しておりません。
Q9 発達障害の検査はできますか?
A 検査が必要か否かは医師が判断します。不要な検査は料金の負担が増えるのでお勧めしません。
Q10 発達障害の検査を受ける場合は?
A 当院の心理士が施行します。当院で実施できる検査は簡易版WAIS(知能検査)、CAARS(ADHDの強さ傾向をみるもので診断確定の検査ではありません)、AQテスト(ASDの検査)です。それ以外にもTEG性格検査、バウムテスト等可能。場合によっては検査目的で他院に紹介するケースがあります。
※検査結果を本人に伝えない方針の病院もありますので事前に確認ください。当院は解析結果も添えて本人に結果を渡しております。
Q11 初診から検査は出来ますか?
A すぐには出来ません。医師の診察結果を受けて必要な検査を別日に心理士が実施します。
Q12 検査費用はどれくらいかかりますか?
A 当院では心理士の行う行為は原則保険外としています。検査費用は3000円です。保険適応の検査を希望される場合は実施できる病院を御紹介可能です(但し保険適応でも初診で検査まで受ける場合3000円以上かかります)。
Q13 自分が発達障害なのか、何の発達障害なのか分かりません・・・
A 大まかですが「ケアレスミスが多い、段取りが悪い、落ち着きがない」場合はADHDを、「コミュニケーションが苦手、空気が読めない」場合はASDを考えてください。詳しくは当院ホームページの解説(診療内容のADHD、ASDの欄)を参考にしてください。
Q14 コンサータは処方できますか?
A 処方可能です。ただし同意書への署名やイニシャル、生年月日の登録が義務付けられています。指定薬局のみ取り扱いの薬剤です。
Q15 リタリンは処方できますか?
A 処方できません。
Q16 こちらに転院したいが、他の病院で利用していた自立支援証を継続して利用できますか?
A お住いの区の保健所の窓口で、自身の自立支援証に記載されてある指定の病院名を当院に変更すればこれまで通り利用できます。薬局についても同様です(当院の最寄薬局は桜坂きりん薬局です)。
Q17 主な入院先は?
A 雁ノ巣病院、油山病院、福岡保養院、いぬお病院、虹と海のホスピタル、福間病院等になります。
Q18 退院したら外来は桜坂に戻って良いですか?
A 勿論可能です。
Q19 自己判断での治療中断や転院した場合、またすぐ桜坂に戻って来てもいいですか?
A その場合は初診扱いとなるため紹介状と予約料金が必要になります。
「初診までの流れ」のルールに従ってください。
またドクターショッピングを避けるため一定期間(当院で判断)は受診をお断りしております。
Q20 手帳や年金の等級について
A 診断書は当院で作成しますが、等級決定は審査員の医師が行いますので、クリニックでは何も分かりません。また事実に反したことを診断書に記載することも出来ません。「内容を確認したい。実際より重めに書いて欲しい」といった要望にも応じられません。