認知症
現在は治験希望の方のみ対応しています。
受診の前に頭部CT検査などお願いする場合があります。
多くの認知症は現在、根治薬はありませんが、徘徊や暴力などの困った症状をコントロールすることは可能です。
また認知症には正常圧水頭症や慢性硬膜下血腫等が原因となっている場合もあり処置をすれば改善する事もあります。
当院では漢方治療も取り入れながら患者様の生活能力を出来る限り低下させないような治療を心がけます。
介護保険の書類作成や、必要であれば介護用品(介護ベッドetc)を扱う会社「天使の鈴」のご紹介も可能です。
また認知症が進行し御本人の判断能力が困難になった場合の後見人制度の意見書作成も行います。
自宅での対応が困難になった場合は責任を持って入院施設など手配いたします。
<認知症ケアのポイント>・・・否定しない、感情的にならない、人生の先輩という意識を忘れない、本人も苦しんでいることを理解する。
*当院にはCT,MRI等ありませんので、受診前に他施設で頭部CT,MRI撮影を事前にお願いすることがございます。
(主な認知症)
①アルツハイマー型・・・全体の50%を占める。物忘れが全体的に緩徐に進行。取り繕い、はぐらかし等が目立つ
②脳血管型・・・20%を占める。まだら痴呆。階段状の進行。
③レビー小体型・・・20%を占める。幻視、パーキンソニズム。
④前頭側頭型・・・性格変化、脱法行為、常同行為、反響言語、認知機能比較的保たれる。
⑤その他
ハンチントン病
HIV
梅毒
クロイツフェルト・ヤコブ病
⑥治療で改善するもの
慢性硬膜下血腫
正常圧水頭症
甲状腺機能低下症
・・・etc