「楽しさ」を取り戻す
子どもは、些細なことを楽しむ天才です。
ただ、ノートの隅にラクガキするのが、
楽しかったり。
ただ、四葉のクローバーを探すだけで、
楽しかったり。
しかし、大人たちの、
「それが何の役に立つんだ」
「そんなことしてる暇があったら、勉強しなさい」
そのような声で、
子どもの楽しむ才能は奪われていきます。
時として、そのような声は呪縛の声となり、
子どもが大人になってからも、
「それが何の役に立つんだ」
「そんなことしてる暇があったら、仕事しなければ」
忙しい日々の隙間の、
ささやかな楽しさを奪おうとします。
そのような呪縛の声には、
耳を閉じましょう。
「楽しさ」は、
自分が、自分好みの人生を生きるための、
重要な要素。
役に立つことでなくてもよい。
価値があることでなくてもよい。
自己満足で大丈夫。
私たちは「楽しさ」を楽しんでいいのです。
窪田佳美