「恥」のエネルギー
 
           
                    2020年08月07日 09:14    
              									
                    
		
		      
                        
                      			
              
                    
                      
                
          
            「みんなの前で失敗した」
「コンプレックスをからかわれた」
「自分より他人が評価された」
「影で悪口を言われていた」
そのような場面で、私たちは「恥」の感情を感じます。
適度な「恥」の感情であれば「向上心」になるかもしれませんが、「恥であってはならない」「恥である自分は存在してはならない」となると、「苦しみ」になってしまいます。  
「恥」のエネルギーはどうやったら大きくなり、どうやったら小さくのでしょう。 
「恥」のエネルギーは、
隠すことにより大きくなり、
話すことにより小さくなる、
と言われています。
「実は恥ずかしながら......。」
などと、オープンに話した方が小さくなるのです。
ただ、この世の中では、オープンに話すことが安全ではないことも多いですよね。 
その場合、秘密を守ってくれる第三者に話すことでもよいのです。
「恥」だと思っていること、「恥」だと思っている自分を、誰かが許してくれている。
 
その感覚だけでも楽になりますよ。
もともと「恥」は「自然な感情」ではなく、「人によって植え付けられる感情」だと言われます。 
「親によって植え付けられた」という人もいるかもしれません。
隠すことで大きく膨れあがった、「恥」のエネルギーに圧倒されないようにしましょうね。 
窪田佳美 
