子どもを叱るとき

2020年08月21日 08:39

子どもの叱り方がわからない。


という方、実は多いです。

子どもを叱るとき、重要なことは、

行動を注意し、
人格を否定しないことです。

「おもちゃを出しっぱなしにしないでね」
ぐらいであればよいのですが、

「あなたは何度言ったらわかるの?」
「あなたは何でできないの?」
「あなたは何をやってもダメじゃない」
となってくると、

子どもの行動は正せるかもしれませんが、
子どもの自己肯定感は失われていきます。

ついつい感情的になって言い過ぎてしまう......。

そういう方には、
「1分ルール(1分以上叱らない)」がおすすめです。

1分以上叱ると、
「行動の注意」より「人格の否定」の要素が強くなります。
(これは、夫婦間や職場の人間関係でも言えるかもしれませんね。

「長く叱ってるな」
と感じたら、行動を切り替えてみましょう。

子どもを叱るとき、もうひとつ重要なことは、

行動を注意し、
存在を否定しないことです。

子どもを叱るのと同じぐらい、

「あなたのことが大事だよ」

というメッセージも忘れないようにしましょうね。

当院では家族会も行っておりますので御相談ください。


窪田佳美