損得勘定の落とし穴

2026年05月25日 17:31

人は得したいと思うもの。


損したくないとも思うもの。



ただ、その損得勘定が強くなり過ぎると、


成果は上がるが幸福度は下がると言われます。



その理由については、たくさんの研究があるのですが、その中のプロスペクト理論を紹介します。



この理論によると、


人は「1万円得した喜び」よりも、「1万円損した痛み」を約2倍も強く感じることがわかっています。



損得勘定が強い状態とは、脳がこの「損した2倍の痛み」を引きずり、「損する2倍の痛み」に怯えている状態なのです。



そのため、99個の得があっても、たった1個の損に囚われることになり、幸福度が下がってしまいます。



損得勘定は生きるために必要なものですが、


それに囚われ過ぎているときは、


適度に手放しましょう。



客観的に、得していることに目を向けてもよいかもしれませんね。



「2倍の痛み」で、


すでに得ている大切なものを失うことの方が、


きっと最大の「損」なので。




窪田佳美