緊張を悪者にしない
緊張をゼロにしようとする。
緊張をみっともないものだと思っている。
緊張を隠そうとしている。
確かに緊張は嫌なものですが、
これら3つの傾向は、さらに緊張を強めます。
以前ブログに書いた「恥」と似ているのですが、
緊張は無くそうとしたり隠そうとしたりするほど強くなります。
事実、「緊張しちゃう」と言って話す人は、
あまり緊張しないことがわかっています。
なので、
緊張しているのがバレたらどうしよう?
ではなく、
緊張しているのがバレたとしても、
「緊張しちゃいました」と言えるぐらいの気持ちでいる方がいいのかもしれません。
緊張はオープンにした方が弱まるのですが、
いろいろな事情でそれが難しい方も多いですね。
そういう場合は、
身内でも親しい人でもいいので、
「緊張しちゃう」と誰かに話してみることです。
実際、カウンセリングで自分の緊張について話すだけで緊張が弱まる方も多いですよ。
緊張は嫌なものですが、
あまり悪者にしないでくださいね。
緊張は、物事に一生懸命取り組んでいる証拠。
大会前のアスリートはみんな緊張するものです。
逆に、一生懸命でない人は緊張しません。
人間が1番緊張しない状況は、
「泥酔」です。
窪田佳美