記事のアーカイブ

本の紹介

2024年07月11日 16:51
本を書くのは一区切りの予定だったのですが、「発達障害の本を」とリクエストがあったので、今回出版することにしました。発達障害の方のカウンセリングも、私の大事な仕事、私なりの支援についての考え方を書きました。今回の本は、ASDについて書いてますが、ADHDの方にも参考になるかと思います。今回も、カウンセリングルームのスタッフが本にまとめてくれました。発達障害の方だけでなく、どこか人と違っていることで苦しい方の回復のお役に立てたら幸いです。Kindle...

臨時休診と重要事項

2024年07月08日 14:54
先ず【診療時間】欄を確認下さい。※土日や混雑時は電話に出られない場合があります。①コンサータを18㎎以外で処方希望の方は月1回受診下さい。②家族からの「病状を聞きたい」等は個人情報の観点から対応不可。③予約が混雑していますので次回の予約は必ずお取り下さい。④2024年6月1日から各種料金改定。

初診予約について

2024年07月07日 11:07
「初診までの流れ」を熟読ください。予約が混雑している為、受付を以下の疾患に限定します。①ADHD②うつ病③不安障害④適応障害⑤不眠症

好き嫌い

2024年07月02日 11:11
発達障害の方の場合、特にその仕事が好きかどうか楽しいかが大事です。報酬系に関わる事ですが、つまらない事、退屈な事、意味や価値が見いだせない事はあまり上手くいきません。そこを我慢して頑張って、、という定型の正論は通じません。分かりやすい動機付け、モチベーションが何よりも大切です。学校や仕事を選ぶ時などでそこを間違えると、最初は遅刻が増え次第に不登校や出社出来なくなるといったケースが多いです。お薬だけではなくそのような観点も非常に大切です。渡邊院長

人それぞれ

2024年07月01日 15:04
自分が出来るから同じくらい相手も出来るはずだ。と思い込むのは危険ですね。人それぞれ能力というものがあります。そういった偏った思い込みはモラハラにつながってしまうかもしれません。渡邊院長

治療の目的

2024年07月01日 12:28
「薬を飲み忘れて、まだ余っていてすみません・・・」と患者さんに謝罪されることがあるのですが、当院では気にする必要はありません。我々の目的は患者さんに薬を飲ませることではなく、心身ともに健康でいて欲しいというのが一番の思いですから。薬を飲み忘れても健康でいてくれたらOK渡邊院長

沈黙の螺旋理論

2024年06月23日 10:32
なんとも堅苦しい題名ですが、これは50年以上前の社会心理学の理論です。少数派は多数派からの反対や孤立を恐れ沈黙し、多数派はより雄弁になるという理論なのですが、この傾向は、50年経った今も変わらないどころか、さらに強くなっている気がします。三人寄れば文殊の知恵と言う言葉がありますが、この理論によると、10人集まっても、100人集まっても、文殊の知恵どころか、集団の決定は間違う可能性があるのです。忖度のやり過ぎは時として、集団のためにならないのかもしれませんね。そして、この理論でわかることは、いかにこの社会が、本音を話しにくい場所なのかということです。言えない本音は心の奥に追いやられ、これが蓄積す

WEBセミナー予定

2024年06月16日 15:46
8月29日にADHDについてのWEBセミナーを予定しております。座長はメンタルクリニック桜坂の渡邊院長。演者は名古屋大学医学部附属病院の高橋長秀準教授。となっております。

主役は誰か

2024年06月01日 16:24
医師がどんな治療をしたいかではなく、患者がどんな治療を希望しているかが大切です。治療の場において主役は患者さん本人です。その為の判断材料を提供する事や、自分で決められない場合の判断は医師が行います。渡邊院長

母の日・父の日

2024年05月14日 09:51
母親に感謝を伝える母の日、父親に感謝を伝える父の日。とても素敵な習慣です。ただ、これらの日が苦しくなる人がいます。親に感謝できない。そんな自分を責めてしまう。確かにこれは苦しいですね。1つの事実があります。親の仕事は、愛することと自立させること。そのように育てられると子どもは、自然に親に感謝したいと思う大人になります。つまり、親への感謝の感情は、親子関係の積み重ねで起きるもの。あなたが親に感謝できない理由が、親子関係の積み重ねにあるのなら、そんな自分を責めないでくださいね。あなたは何ひとつ悪くない。もしもあなたが、親から愛されていなかった、もしくはあなたが、親から自立させられていなかったとして
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