記事のアーカイブ

役割を演じる

2026年04月08日 14:46
仕事をして、誰かが笑顔になる。確かにそれは理想ですが、必ずしも、それが叶うわけではありません。仕事上、相手の希望に応えられなかったり、相手に負担を強いることもあったり、相手から心ない評価をされることも。仕事が辛いと感じるときは、その職種、つまり「役割を演じる」という方法があります。生身でそれをやると辛いことも、その役割を演じることで人は客観的になれるのです。あるホラー映画監督は、実は怖いのが苦手だそうです。「ホラー映画監督を演じる」ことで苦手な怖い映画を撮ることができているのかもしれませんね。ただ、演じている間は客観的にはなれますが、感情は抑圧されます。演じる舞台は仕事の時間のみにして、本音を

脳と腸

2026年04月05日 09:40
とても関連性があります。幸福ホルモンと言われるセロトニンの約9割は腸で産生されています。その全てが脳に移行する訳ではありませんが関連性はあります。また腸の大切な機能は免疫です。腸内環境が悪いと免疫システムに支障が出てきます。精神疾患も脳の炎症が関係している事が分かってきており、腸を整える事がメンタルヘルスにも大切だと言う事が科学的にも証明されて来ました。渡邊院長 

ペース配分

2026年03月09日 08:46
少し手を抜いて90%の力で1年間仕事を継続したら90×12ヶ月=1080無理して110%で働いて心の病になって3ヶ月休職したら110×9ヶ月=990結果としては少し余力を残しながら継続した方が成果も大きいようです。渡邊院長

許せなくてよい

2026年02月24日 18:57
ある出来事に加害者と被害者がいて、クリニックを訪れるのは大半が被害者です。世の中には、「加害者を許すことで苦しさから解放された」というエピソードがあります。それらのエピソードは、被害者の方たちの助けになることもありますが、苦しさとなることも多いです。「加害者を許す」という答えは、被害者の方たちが長い回復の取り組みでたどり着いた、1つの答え。確かにそれは、素晴らしい答えです。ただ、それは、誰にでも当てはまる正解ではありませんし、誰にでも勧められる提案でもありません。「加害者を許すことを強要するのは一種の暴力」と書いてある本もあるぐらいです。加害者を許せない自分を責めないでくださいね。あなたは、加

薬の不足

2026年02月18日 10:08
現在、アトモキセチンは安定してきましたがコンサータの流通が不安定になっているようです。日本も大変な状況になってきましたね。渡邊院長

人の言葉

2026年01月18日 16:14
この世の中は、心ない言葉があふれています。心ない言葉とは、思いやりに欠ける言葉。私たちはそれに傷つき、そして、その言われた言葉が呪縛になってしまうことがあります。誰かの心ない言葉に傷ついた時は、自分を守るために距離を取りましょう。そして、言われた言葉を呪縛にする必要はありません。この世の中は、心にもない言葉もあふれています。心にもない言葉とは、本心ではない言葉。実際、感情が昂った時の発言は、本心とは違っていることが多いです。また、ストレスや心の病気がある中での発言は、脳の働きや症状が大きく影響しているため、必ずしも本心とは限りません。お酒を飲んでの発言も、本心ではなくお酒によるデタラメであるこ

関係の安定性

2026年01月10日 08:44
良い事を言ってくれる人よりも、嫌な事を言わない人が相手は安心する傾向があります。よく周りで他人の悪口を言わない人は何となく慕われていませんか?特別素晴らしい事を言わなくても相手が嫌がる事を言わなければ関係は長期に安定する傾向にあります。渡邊院長

認知バイアス

2025年12月27日 09:28
認知バイアスとは、私たちが意思決定をするときに、これまでの経験にもとづく「思い込み」によって非合理的な判断をしてしまう傾向のことです。これが強くなると、私たちは現実を捻じ曲げてしまいます。私は人より頑張れていない。私ばっかりが頑張っている。うまくいかないのは自分のせい。うまくいかないのは他人のせい。私はあの人に嫌われている。私はあの人に嫌がらせをされている。何故、認知バイアスが起きるのか?それは、脳が「考える」負担を軽減するために素早く答えを出そうとするからです。アダルトチルドレンの方たちが、どんな理不尽な状況でも「自分が悪いから」と飲み込んでしまい、むしろその方が楽に感じてしまうことと似てい

ADHDの忘れ物

2025年12月17日 15:30
①自転車で行ったのにバスで帰ってきてしまう②ランドセルやカバンを丸ごと忘れてきてしまうADHDの患者さんからよく聞くエピソードです。渡邊院長

アドバイスの有効性

2025年12月02日 10:48
私たちは、誰かが困っていると、良かれと思ってアドバイスをしようとします。しかし、アドバイスは、有効でない場合もあります。例えば、行動を変えることが難しいASDの方たちにとって、アドバイスは混乱の原因になることがありますし、辛い過去を生き抜いた方や、今まさに辛い状況にいる方にとって、アドバイスは苦痛の原因となってしまうこともあります。ちなみに、カウンセリングの中では積極的にアドバイスを行いません。アドバイスをしても、その通りにする人は少ない。アドバイスでその通りにする人がいたとしたら、その人はもともとそうするつもりだった人。これは、カウンセリングの第一人者、河合隼雄さんの言葉です。きっと、私たち
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