記事のアーカイブ

後回しにしてきたもの

2023年03月15日 13:41
自分を大切にする。自分を愛してくれる人を大切にする。そう思いつつも、わたしたちは、仕事、お金、なんなら、2度と会わない誰かの機嫌を大切にして、本当は大切であったはずの、自分自身や、自分を愛してくれる人を、後回しにしまいがちです。もしかしたら、そのようにしか生きられない、生きづらさがあるのかもしれない。もしかしたら、今まで、そのようにしか、生きてこなかったのかもしれない。もしかしたら、子どもの頃、親から後回しにされていて、自分自身を大切にする、自分を愛してくれる人を大切にする、それらのやり方が、わからないのかもしれない。今からでも遅くない。後回しにしてきたものを、大切にしてみませんか?後回しにし

アンガーマネジメント

2023年02月25日 09:49
最近この相談が多くなってきました。背景に発達障害や知的障害が隠れているパターン。躁うつ病のケース。成育歴に問題があるパターン。日頃外で抑圧して家で爆発するパターン。アルコールなどの物質が絡んでいるケース。加齢や頭部外傷による制御能力障害のパターン。抗不安剤による脱抑制や抗うつ剤によるアクチベーション。色々原因があり対処は各々違います。渡邊院長

感情に成否はない

2023年02月06日 19:22
こんなことで辛いと思ってはいけないんじゃないか?こんなことで悲しいと思ってはいけないんじゃないか?こんなことで怒りを感じてはいけないんじゃないか?そのように思うことはありませんか?自分の感情を誰かに否定され続けた。自分の感情を誰にも受け止めてもらえなかった。そのような過去がある方は、自分の感情を否定しがちです。しかし、感情に成否はありません。辛いものは辛い。悲しいものは悲しい。腹が立つものは腹が立つ。それでよいのです。あなたの感情は、どんな感情であってもあなたのもの。大切にしてくださいね。ただ、自分の感情全てを言葉にするのは、なかなか難しいこと。言葉にできなくて押し殺した感情は、あなたを否定し

本の紹介

2023年01月19日 11:40
アダルトチルドレンの方々のカウンセリングで行っていることの一例を、去年から文章にまとめていたのですが、それをカウンセリングルームのスタッフが本にまとめてくれました。ブログに書いている文章の拡大版、という感じの本なのですが、生きづらさを抱えたみなさまのお役に立てたら幸いです。Kindle Unlimitedの会員であれば、無料で読めます。電子書籍、ペーパーバック(製本されたもの)も購入可能です。「こどものわたしへの手紙」窪田佳美 

評価の正体

2023年01月12日 17:45
先日、本を出版したのですが、出版してすぐに、星1つという厳しい評価が。一旦、出版を取りやめて、いろいろ悩みました。内容が悪かったのかな?価格が高すぎたのかな?買った人に申し訳なかった。ちょっと冷静になった時、売り上げチェックを見たら、売り上げは0。つまり、星1つの評価は、本を読んでない人の評価だったのです。人の評価は1つの意見にしかすぎない、とはよく言いますが、1つの意見にもならない評価もあるんですね。その後、本を再出版したら、きちんと買った人から、正しい評価をもらえました。悪い評価で苦しくなった時は、その評価が正しい評価なのか、一旦、吟味してもよいかもしれませんね。窪田佳美

新年の御挨拶

2023年01月10日 09:33
今年もよろしくお願いします。何も無く無事に終わる事を目標に診療していきたいと思います。渡邊院長

御挨拶

2022年12月27日 09:35
今年一年、大変お世話になりました。来年も宜しくお願い申し上げます。渡邊院長

自分を変えられないあなたへ

2022年12月15日 14:46
期待に応えるのを、やめられない。気持ちを押し殺すのを、やめられない。機嫌を伺うのを、やめられない。お世話焼きするのを、やめられない。自分を傷つけるのを、やめられない。そんな自分を責めないでくださいね。自分を変えることは簡単なことではありません。特に、あなたの子ども時代が、期待に応えないと、認めてもらえない、気持ちを言葉にすると、否定される、機嫌を伺わないと、安全でない、お世話焼きをしないと、居場所がない、自分を傷つけることでしか、自分を癒すことができない、そのような子ども時代であるのなら、なおさらです。子どものあなたは、大変な子ども時代を、そうやってやり過ごしながら、今のあなたへと命を繋いでき

バーンアウト

2022年11月16日 21:42
熱心に仕事などに取り組んでいた人が、突然燃え尽きたようにやる気を失ってしまうことを、バーンアウト(燃え尽き症候群)といいます。バーンアウトの予防策としては、「自己犠牲しないこと」です。自己犠牲をすると、どうしても「結果が出ること」や「認めてもらうこと」を期待しがちになります。それが叶わないと、疲れや虚しさ、怒り、がどっと押し寄せて無気力になるのです。幼少期から頑張ることが当たり前だった方は、自己犠牲に気付かないことも多く、特に注意が必要かもしれませんね。仕事のため、家族のため、彼女のため、友人のため。私たちは、知らず知らずのうちに、自分以外のために、自分を犠牲にしがちです。疲れや虚しさ、怒りを

引き算

2022年11月01日 10:15
若い頃は「良い事を沢山言うのが良い面接」(足し算)と思っていた時期もありましたが、最近は「余計な事を言わない、自分の興味本位で余計な事を尋ねないのも大事」(引き算)と感じています。足し算から引き算へのパラダイムシフトが起きています。渡邊院長
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